海外医薬品と国内の薬の違い

現在日本国内の病院や薬局で処方されている薬は、多くが日本の製薬会社よって開発されて認可された薬です。
それ以外の薬と言えば外国から輸入された海外医薬品になります。
日本ではたとえ未承認の医薬品でも、法律で定められた範囲で医師の処方があれば服用することが可能なのだそうです。

海外医薬品の場合、国内の薬とは違い開発されてから日本国内で実際に使用されるようになるまで多くの時間がかかってしまいます。
欧米各国では1,2年ぐらいなのに対して、日本で海外医薬品が認可されるのは5年近くかかってしまうそうです。
その理由としては行政機関においての承認審査の遅さ、臨床試験の実施体制の基準整備に不十分な面があるということ、国内では臨床試験に参加してくれる患者さんが少ないと言うことがあげられます。

厚生労働省では、このような医療上必要性の高い未承認薬や適応外薬の問題を解決するため、日本の製薬会社に対して新薬の承認取得の専門支援や開発のための資金援助を実施したりしています。
また日本製薬工業協会は未承認薬等開発支援センターを設立するなど、日本における医薬品問題を解決するため、官民一体となって未承認薬や適応外薬の問題を解消しようという流れができつつあるようです。

通販で購入できる薬の種類とは

2014年6月、今まで禁止されてた第一類医薬品と第二類医薬品のネット販売が原則解禁となりました。
ただし、すべての医薬品がネット通販で買えるようになった訳ではありません。
ネット通販で購入が可能かどうかは薬の種類によって異なるので注意が必要です。
まず医薬品には大きくわけて医療用医薬品と一般用医薬品があります。
前者は医師の処方箋が必要で、後者は処方箋がなくとも店頭で購入する事ができます。
今回ネット通販が可能になったのは一般用医薬品の方になります。
一般医薬品は副作用などのリスクが相対的に高い順に一類、二類、三類と分類されていて、今まで一類と二類は店頭で薬剤師の説明を受けなければ購入することができませんでした。
第一類の代表的な薬品は胃腸薬、鎮痛剤、育毛剤など、第二類には風邪薬、解熱剤、漢方薬などがあります。
これらが解禁になったことで、患者や消費者には利便性がもたらされました。
家の近くに薬局がない場合や、体が不自由で家から出るのが困難な場合、通販はとてもありがたいものです。
プライバシーの問題で対面だと購入しにくい薬もスムーズに入手できるようになりました。
逆に薬の飲み合わせや副作用については、消費者自身が責任を持って管理していくことが求められます。